昨夜は新歓コンパであった。先月やった追い出しコンパと同じ店(女鳥羽川沿いのコンセプト不明のカフェ風居酒屋)だったが、そのときと同じでまったくタバコの臭いのしない店であった。
いや、気持ちがいいなあ、と思って店員さんに「この店は禁煙なんですよね?」と尋ねると、「いえ、吸えますよ」という答えが返ってきた。ただ、もう一組いた団体もわれわれも店のなかでは煙草を吸うものがひとりもおらず、喫煙者は外に吸いに行っている、とのことだった。
もうあれぐらいなら、いっそ「禁煙」と表示を出したほうが客を呼べると思うが、はっきりそれを打ち出すのは店の側として不安があるのだろう。

大学の構内禁煙化ワーキンググループの活動は続いている。さしあたり、キャンパス内の喫煙所を削減し、場所を移動させることから作業を開始することになりそうだ。現在の喫煙所は明白に学生や教職員の動線上にあるものが目につく。そして屋根やら壁やらベンチやらを用意してやるというような、喫煙者のことを思えば「小さな親切大きなお世話」とでもいうべき配慮がされている。
喫煙者たちにはできるだけみじめな思いをしながら煙草を吸わせる――禁煙のきっかけを与えてやる――のが正しい配慮なのである。だから、屋根をなくせば雨の日は傘を差して煙草を吸うことになるし、暑さ寒さもひときわ堪えるような環境を喫煙所には与えるべきである。
昨夜もコンパの席をときおり抜けて外へ煙草を吸いに行っていた学生を捕まえて、「早くタバコをやめなさい」とさんざん説教をかました。こういう説教は必ずあとになって感謝されるとわたしは確信している。