2010年 03月 18日
JTの無煙タバコ |
JTが発表した、この無煙タバコだが、どうやらこれは嗅ぎタバコの一種らしい。ただ、本来の嗅ぎタバコは鼻に詰める形式だが、これは口で吸うもののようだ。
一本100円のカートリッジでどれぐらいの時間吸えるのだろうか。ニコチン量が20分の1ということは、実際にはタバコの臭いのする空気を吸っているだけということになるように思う。
煙は出ないだろうし臭いも少なそうだが、はたして喫煙者たちはこれに手を出すだろうか。どうもわたしにはJTが受動喫煙防止のためにアリバイ的に出した商品としか思えない。おそらまったく売れず、くあっという間に姿を消す商品となるだろう。
日本たばこ産業(JT)は5月中旬、火を使わず煙が出ないたばこ「ゼロスタイル・ミント」を発売する。たばこの葉が詰まった専用のカートリッジをパイプ状の本体に差し入れて吸う「かぎたばこ」で、周りへの煙やにおいを気にせずに、たばこの味や香りを楽しめるという。嗅ぎタバコは直接皮膚に接するので、発ガン性が強いという話を聞いたことがある。それに比べればこれは危険性は少ないみたいだ。ニコチン量が軽めのタバコの20分の1というのだから、ニコチン依存症の人には代替品にはなりにくいのではないか。
東京限定で売り出し、販売地域を順次、広げる計画。ニコチンは軽めのたばこの20分の1程度で、呼気からのにおいも気にならないとしている。JTの小泉光臣副社長は17日の記者会見で、禁煙場所での利用について「ビルや店などの判断にもよるが、煙が出ないので様々な場所で吸える」と強調した。
公共施設での全面禁煙を求める通知を全国の自治体に出した厚生労働省は「公式な見解ではないが、受動喫煙のリスクがなければ構わないかもしれない」(生活習慣病対策室)としている。
本体1本とカートリッジ2本入りは税込み300円、詰め替え用のカートリッジ4本入りは400円。(朝日新聞3月18日10時10分)
一本100円のカートリッジでどれぐらいの時間吸えるのだろうか。ニコチン量が20分の1ということは、実際にはタバコの臭いのする空気を吸っているだけということになるように思う。
煙は出ないだろうし臭いも少なそうだが、はたして喫煙者たちはこれに手を出すだろうか。どうもわたしにはJTが受動喫煙防止のためにアリバイ的に出した商品としか思えない。おそらまったく売れず、くあっという間に姿を消す商品となるだろう。
by himitosh
| 2010-03-18 15:25
| タバコ