2010年 05月 29日
出張雑感その1 |
というわけで、九州は別府に来ている。
朝、東京の母親の家を出て羽田に向かう。土曜日の朝なのでバスは空いていたが、途中から乗ってきてわたしの前の席に座ったオヤジがめちゃくちゃタバコ臭い。動く公害である。目にしみるほど臭い。「あ~、これはたまらない」とすぐに件のオヤジから一番遠い席に移る。
こういうことがあるから、もうわたしは東京で暮らせないと思う。満員電車でこういう臭い男と身体を接触することを余儀なくされると考えるだけでげっそりする。 空港の手荷物チェックに設けられたライター回収箱である。まだ朝も早い時間でこれだから、一日では膨大な数になるのだろう。だがこうやってライターは回収されていながら、喫煙者たちはやっぱりそのあともタバコを吸っている。 わざわざ中に入って確認はしなかったが、これは喫煙室内にライターが用意されているのだろうか。いまどきマッチを持っている人はいないので、それ以外には考えられない。
東京は曇って肌寒かったが、別府は快晴で暑いくらい。駅前のホテルに荷物を預けて、一日目の会場まで歩いて行く。会場はビーコン・プラザという名称の大規模集会用施設である。ビーコンとはBeppu Conventionの略称だそうだ。はあ、疲れる。 素晴らしいホールで一日目のシンポジウムが開かれた。ホールの形状が半円の筒型なので、音がとてもいい。話が聞き取りやすい。ただしこのホールの座席は座り心地が悪い。また、通路が席のあいだに少ないので出入りがすごくやりにくい。中央部の席に座るためには、たくさんの人たちに立ってもらわないと通れない。 学会であちこちへ行くが、こうした立派な施設が日本国中どこへ行ってもあるように感じる。これまでの政治のシステムがこうした施設を作り出したのだろう。しかし、スケジュール表を見たら、これから三ヶ月のあいだに予定されている演し物は、ボリショイ・サーカス、演歌祭りなど、四つしかなかった。開店休業、仏作って魂入れず、というのが地方の実情なのだろう。まあ人口が少ないから、アーティストを呼べないのも無理はない。それにしては施設が立派すぎる。
別府の町も通りを歩いている人の数が少ない。土曜日の夜なのに。これも日本国中どこへ行っても同じだ。とはいえ広々とした公園があって、芝のグラウンドで子どもたちが楽しそうに(遊びの)サッカーをやっていた。季候もいいし、気持のいい町で住みよさそうである。
どうせ一晩しか泊まらないので、駅前のビジネスホテルに泊まったのだが、最上階に立派な展望風呂がついている。温泉の湯がとても滑らかで、さすがに温泉で名を売るところは違うと感心した。部屋からの展望も素晴らしい。これで一泊朝食付きで4700円、というのが信じられない。不動産屋の貼り紙で見ても、買うのも借りるのも、すごく安い。
地方の生活のほうがゆとりがあって楽しそうだと思うのだが、どうだろうか。
朝、東京の母親の家を出て羽田に向かう。土曜日の朝なのでバスは空いていたが、途中から乗ってきてわたしの前の席に座ったオヤジがめちゃくちゃタバコ臭い。動く公害である。目にしみるほど臭い。「あ~、これはたまらない」とすぐに件のオヤジから一番遠い席に移る。
こういうことがあるから、もうわたしは東京で暮らせないと思う。満員電車でこういう臭い男と身体を接触することを余儀なくされると考えるだけでげっそりする。
東京は曇って肌寒かったが、別府は快晴で暑いくらい。駅前のホテルに荷物を預けて、一日目の会場まで歩いて行く。会場はビーコン・プラザという名称の大規模集会用施設である。ビーコンとはBeppu Conventionの略称だそうだ。はあ、疲れる。
別府の町も通りを歩いている人の数が少ない。土曜日の夜なのに。これも日本国中どこへ行っても同じだ。とはいえ広々とした公園があって、芝のグラウンドで子どもたちが楽しそうに(遊びの)サッカーをやっていた。季候もいいし、気持のいい町で住みよさそうである。
どうせ一晩しか泊まらないので、駅前のビジネスホテルに泊まったのだが、最上階に立派な展望風呂がついている。温泉の湯がとても滑らかで、さすがに温泉で名を売るところは違うと感心した。部屋からの展望も素晴らしい。これで一泊朝食付きで4700円、というのが信じられない。不動産屋の貼り紙で見ても、買うのも借りるのも、すごく安い。
地方の生活のほうがゆとりがあって楽しそうだと思うのだが、どうだろうか。
by himitosh
| 2010-05-29 20:09
| 身のまわり