2005年 10月 31日
astemioなわたし |
夏が終ってからほとんど酒を飲まなくなった。暑い間はそれでもビールを晩酌で飲んだりしていたのだが、このところ家ではまったく飲んでいない。ケースで買っているビールが全然減らない。大学との間は車や自転車で往復しているので、当然外で飲むこともない。学生たちと飲む機会も昔とくらべるとずいぶん少なくなった。これはこちらがトシをとってだんだん学生たちとの年齢差が広がってきたことが大きな理由だろう。
これから寒くなってくるともうビールではなくて日本酒だろうが、日本酒は肴を選ぶので飲む機会が少なくなる。日本酒も美味いものは美味いと思うが、基本的にわたしは酒を必要としない人間なのである。飲まなくても楽しい毎日が過ごせる。あるいは酒以外にもリラックスできる手段がある。
ただ、飲み会などで学生たちを見ていると、「よくこんな不味いものを飲むなあ」と思うことがある。焼酎(それも甲類)をなにかで割って、口当たりの良いソフトドリンクみたいにして飲んでいる。ああいうものを飲んで美味いと思うのだろうか。ただ酔うために飲むのであればわかるけれども、そういう飲み方はあまり感心しない。
しかし、酒の飲み方も学生のうちにおぼえるべきことのひとつだろう。わたしも学生時代にさんざん酒で失敗して、忘れようとしても思い出せない(これは鳳啓助のギャグ)ではなくて、忘れようとしても忘れられない失態がいくつもある。
そしていまでは酒はあってもなくてもいいものになってしまった。こんな風にさまざまな欲望が稀薄になっていくことが老化ということなのだろう。最後には生きる欲望が消えるというわけである。
これから寒くなってくるともうビールではなくて日本酒だろうが、日本酒は肴を選ぶので飲む機会が少なくなる。日本酒も美味いものは美味いと思うが、基本的にわたしは酒を必要としない人間なのである。飲まなくても楽しい毎日が過ごせる。あるいは酒以外にもリラックスできる手段がある。
ただ、飲み会などで学生たちを見ていると、「よくこんな不味いものを飲むなあ」と思うことがある。焼酎(それも甲類)をなにかで割って、口当たりの良いソフトドリンクみたいにして飲んでいる。ああいうものを飲んで美味いと思うのだろうか。ただ酔うために飲むのであればわかるけれども、そういう飲み方はあまり感心しない。
しかし、酒の飲み方も学生のうちにおぼえるべきことのひとつだろう。わたしも学生時代にさんざん酒で失敗して、忘れようとしても思い出せない(これは鳳啓助のギャグ)ではなくて、忘れようとしても忘れられない失態がいくつもある。
そしていまでは酒はあってもなくてもいいものになってしまった。こんな風にさまざまな欲望が稀薄になっていくことが老化ということなのだろう。最後には生きる欲望が消えるというわけである。
by himitosh
| 2005-10-31 19:53
| 身のまわり