2006年 02月 01日
「フライトプラン」 |
夕食後に息子と二人で映画「フライトプラン」(ロベルト・シュヴェンケ監督)を見に行く。一日二本といっても、間に休みが入るのでそれほどつらくはない。
予告編はよくできていて面白そうだったのだが、実際に本編を見てみるとこれはか~な~り無理のある映画であった。ジョディ・フォスターが母親を演じる、母と娘のサスペンス物というと「パニック・ルーム」(デヴィッド・フィンチャー監督)がすぐに連想されるが、はっきり言ってあれより相当落ちる。
映画のつかみと設定はよくできているのだが、ストーリーが進行するにつれてだんだんアラが目立つようになる。「へっ、おかしいじゃないか」とツッコミたくなるところがいっぱい出てくる。映画が終って家まで帰る5分ぐらいの車のなかでの息子との検討会でも、たちどころに三つも四つも「あそこがおかしい」「これは無理だろう」というような箇所があがった。
やっぱり脚本がきちんと書けていないと、この種の映画は面白くならない。
ジョディー・フォスターは昔からなんだか淋しい女優なのだが、もはやこんな役しかできなくなってしまったのだろうか。わたしにはあまり魅力的には思えない。
まあ、この映画は「ハズレ」ということ。
by himitosh
| 2006-02-01 22:03
| 映画