2006年 02月 10日
PC環境整備 |
年度末が近づいてきて、今年もPC環境を変えることになった。このところだいたい1年ごとにPCを置き換えている。
今回は学生たちが使っている資料室に1台、わりあい高性能のPCとプリンターのセットを設置することにした。それで手持ちの機材をあれこれやりくりしているところだ。春休み中には全部のセッティングを終えることにしたい。学生諸君が自由に使えるネット環境を研究室としてもきちんと作っておかないと、教育に差しさわりがある時代なのである。
PCの進歩は1年が4年にあたるドッグイヤーの速度というが、そんなのんびりしたものではない。ほんとうに1年たつと性能といい価格といいデジタル製品はまるで違うものになってしまう。こんなに技術革新と価格競争が激しい分野で勝ち残るのは至難の業ではないか。あれほど人気があったSONYのVAIOがあっという間に凋落してしまったのも無理はない。ブランドだけで生き残れるような業界ではないのだ。
だが、こういう作業をしていると、もはや時代遅れというか、役立たずというか、前世紀の遺物というか、そういうものがぼろぼろ出てくる。USB1.0の外付けCD-ROM、パラレル接続のインクジェットプリンタ、シリアル接続のTAなどなど、もはやそういうコネクタがPCについていないので、どうにも使えない。そう乱暴に使ったわけではないのでいまでもちゃんと動くのだが、古いPCでしか使えない。そしてそういうPCだと新しいソフトが動かない。
たぶん春休み中に不要の備品をまとめて処分することになるだろう。巨大な無駄だけども、持っていても仕方がない。これが進歩の意味するものなのか、と疑問に思うことが多い。「いいものを長く使う」という発想はデジタル製品に関してはまるで通用しない。SONYの超高級デジタル製品シリーズQUALIAというプロジェクトが破綻したのは当然のことなのだ。
ディスプレイやデスクトップマシンを抱えて動かしながら、そんなことを考えていた。
今回は学生たちが使っている資料室に1台、わりあい高性能のPCとプリンターのセットを設置することにした。それで手持ちの機材をあれこれやりくりしているところだ。春休み中には全部のセッティングを終えることにしたい。学生諸君が自由に使えるネット環境を研究室としてもきちんと作っておかないと、教育に差しさわりがある時代なのである。
PCの進歩は1年が4年にあたるドッグイヤーの速度というが、そんなのんびりしたものではない。ほんとうに1年たつと性能といい価格といいデジタル製品はまるで違うものになってしまう。こんなに技術革新と価格競争が激しい分野で勝ち残るのは至難の業ではないか。あれほど人気があったSONYのVAIOがあっという間に凋落してしまったのも無理はない。ブランドだけで生き残れるような業界ではないのだ。
だが、こういう作業をしていると、もはや時代遅れというか、役立たずというか、前世紀の遺物というか、そういうものがぼろぼろ出てくる。USB1.0の外付けCD-ROM、パラレル接続のインクジェットプリンタ、シリアル接続のTAなどなど、もはやそういうコネクタがPCについていないので、どうにも使えない。そう乱暴に使ったわけではないのでいまでもちゃんと動くのだが、古いPCでしか使えない。そしてそういうPCだと新しいソフトが動かない。
たぶん春休み中に不要の備品をまとめて処分することになるだろう。巨大な無駄だけども、持っていても仕方がない。これが進歩の意味するものなのか、と疑問に思うことが多い。「いいものを長く使う」という発想はデジタル製品に関してはまるで通用しない。SONYの超高級デジタル製品シリーズQUALIAというプロジェクトが破綻したのは当然のことなのだ。
ディスプレイやデスクトップマシンを抱えて動かしながら、そんなことを考えていた。
by himitosh
| 2006-02-10 16:27
| PC&IT