2006年 12月 12日
オフィス・アワーをめぐって |
オフィス・アワーという制度が発足してもう一年以上になる。毎週一定の時間(火曜日12時30分~13時20分)には教員が研究室に在室して、学生たちに応対するという取り決めがオフィス・アワーである。
今日その時間にわたしの研究室にやってきた学生は二人いた。ひとりは何というか、研究上の指導ということで来たのだが、もうひとりは教材に関する相談だった。どちらも本来の狙いのなかに入っているわけだが、この制度は学生たちにはあんまり利用されていないように思う。
まあ、大学でふだん仕事をしている教員なら、こういう制度を設けなくても学生との対応に問題が出てくることはないだろう。大学に来ない教員の場合には、この時間を利用しようという学生も少なくなるように思う。(「大学に来ない大学教員」というのは奇妙な言い方だが、そういう人もやはりいる。)今日もオフィス・アワーの時間に廊下を歩いてみたが、来ていないスタッフもけっこういる。
逆に学生の立場になって考えれば、いつでも会える先生なら特別その時間に行くこともないのである。自分が学生だったときのことを思い出せば、教師に相談したいようなことも格段なかったような記憶がある。まあ話を聞いてもらいたいときにきちんと応対してくれればいいのではないか。
それでも、かくのごとく「オフィス・アワー」として制度を作ることが大学としての学生サービスをやっている証左なので、何かと評価がついて回る最近の大学としてはやらないよりはやったほうがいいのである。
今日その時間にわたしの研究室にやってきた学生は二人いた。ひとりは何というか、研究上の指導ということで来たのだが、もうひとりは教材に関する相談だった。どちらも本来の狙いのなかに入っているわけだが、この制度は学生たちにはあんまり利用されていないように思う。
まあ、大学でふだん仕事をしている教員なら、こういう制度を設けなくても学生との対応に問題が出てくることはないだろう。大学に来ない教員の場合には、この時間を利用しようという学生も少なくなるように思う。(「大学に来ない大学教員」というのは奇妙な言い方だが、そういう人もやはりいる。)今日もオフィス・アワーの時間に廊下を歩いてみたが、来ていないスタッフもけっこういる。
逆に学生の立場になって考えれば、いつでも会える先生なら特別その時間に行くこともないのである。自分が学生だったときのことを思い出せば、教師に相談したいようなことも格段なかったような記憶がある。まあ話を聞いてもらいたいときにきちんと応対してくれればいいのではないか。
それでも、かくのごとく「オフィス・アワー」として制度を作ることが大学としての学生サービスをやっている証左なので、何かと評価がついて回る最近の大学としてはやらないよりはやったほうがいいのである。
by himitosh
| 2006-12-12 14:02
| 大学