2007年 03月 31日
懐メロ・シリーズ その40 「五万節」 |
先日植木等の死に関するエントリを書いたが、クレージーキャッツのメンバーで生き残っている人のほうが少なくなってしまった。クレージーキャッツはわたしの中学生時代の最大のアイドルだったような記憶がある。グループとしてもおもしろいし、(全員ではないが)個人としてでもおもしろいし、よく売れていた。
そして最近見た「ニッポン無責任時代」(古沢憲吾監督)のなかで聴いたこの歌が非常に懐かしかった。これは植木ひとりではなくクレージーキャッツの歌である。
作詞は青島幸男。こんな歌詞だ。
そして最近見た「ニッポン無責任時代」(古沢憲吾監督)のなかで聴いたこの歌が非常に懐かしかった。これは植木ひとりではなくクレージーキャッツの歌である。
作詞は青島幸男。こんな歌詞だ。
学校出てから 十余年これは替え歌を作るのが簡単で、中学生だったわたしたちも「書いた答案五万枚」とかやったものだ。「サバ言うなこのヤロー」という突っ込みが入るのがミソだと思う。
今じゃ会社の 大社長
キャバレー通いの つれずれに
読まれた鼻毛が 五万本
(サバ言うなこのヤロー)
学校出てから 十余年
今じゃ無職の 風来坊
通いなれたる バチンコで
取ったピースが 五万箱
(サバ言うなこのヤロー)
学校出てから 十余年
今じゃ野球の 大選手
右に左に うちわけて
打ったホームランが 五万本
(サバ言うなこのヤロー)
学校出てから 十余年
今じゃテレビの タレントさ
御用御用の 明け暮れで
斬られて死んだの 五万回
(サバ言うなこのヤロー)
学校出てから 十余年
今じゃリッパな 恐妻家
呑んで帰って シメ出され
雨戸におじぎを 五万回
(サバ言うなこのヤロー)
学校出てから 十余年
今じゃなうての 事件記者
特種さがしの 明け暮れに
つぶしたシューズが 五万足
(サバ言うなこのヤロー)
学校出てから 十余年
今日は吾等の クラス会
思い出ばなしに 花が咲き
呑んだビールが 五万本
by himitosh
| 2007-03-31 11:11
| 懐メロ