2007年 04月 08日
「カッスル夫妻」 |
DVDでアステア=ロジャースの映画「カッスル夫妻」(ヘンリー・C・ポッター監督)を観る。1939年の映画である。実在のダンサー夫妻がモデルだが、第一次大戦の直前から戦中までの物語である。ミュージカルというよりも、伝記映画という感じ。戦争の影がかなり色濃く落ちている。1939年は第二次大戦が始まった年でもある。
こういうテーマのせいか、いつものアステア=ロジャースの映画とは印象が異なる。よく言えばマジメで陰影が深い。悪く言えば、楽しさが不足している。しかし、アステアもロジャースも演技者としても一流であることがよくわかる。
それから、カッスル夫妻はボールルーム・ダンスの革新者ということらしい。したがって、いつものステージ・ダンスとは踊りがひと味違っている。派手さは抑えめに、優雅さを強調するダンスになっている。でも、こういう踊りもこの二人にかかると、別次元の美しさになるのが不思議。聞いたことがある曲がいくつも出てくるのもうれしい。
でも、伝記だから事実を曲げるわけにはいかず、アンハッピーエンドになっている。これもアステア=ロジャースの映画としては珍しい。
しかし、とてもいい映画だと思う。
こういうテーマのせいか、いつものアステア=ロジャースの映画とは印象が異なる。よく言えばマジメで陰影が深い。悪く言えば、楽しさが不足している。しかし、アステアもロジャースも演技者としても一流であることがよくわかる。
それから、カッスル夫妻はボールルーム・ダンスの革新者ということらしい。したがって、いつものステージ・ダンスとは踊りがひと味違っている。派手さは抑えめに、優雅さを強調するダンスになっている。でも、こういう踊りもこの二人にかかると、別次元の美しさになるのが不思議。聞いたことがある曲がいくつも出てくるのもうれしい。
でも、伝記だから事実を曲げるわけにはいかず、アンハッピーエンドになっている。これもアステア=ロジャースの映画としては珍しい。
しかし、とてもいい映画だと思う。
by himitosh
| 2007-04-08 18:06
| 映画