2007年 09月 22日
夏の最後の一日 |
明日から涼しくなるという話なので、今日が夏の最後の日ということになる。朝から強烈な日差しが照りつけて、はてこれでほんとうに秋になるのかという気分の一日だった。
午前中に飯田で行われた自転車フォーラムという催しに息子と参加する。わたしの家から飯田まではけっこう遠い。往復で200km。ちょっとそこまで、という軽い気持でいける距離ではない。まあ、とにかくいろいろな事情があってその距離を往復する。
飯田はツアー・オブ・ジャパンという自転車レースの南信州ステージが開催される場所で、自転車愛好家が多い街である。地元には実業団のレースに出る自転車チームもあり、市長がかなり本気になってスポーツとしての自転車をバックアップしている。今日のフォーラムでもスピーカーのひとりとして参加していた。
しかし、今回行ってみて思ったのだが、飯田は自転車のトレーニングにはよさそうだが、日常的に自転車をクルマに代わる交通手段として使用するのには向かない。とにかくアップダウンがすごい。国道でも平坦な箇所がほとんどない。また、伊那谷の狭いところに道路が走っているので、少ない道路にクルマが集中する。「自転車で走るのはあまり楽しくなさそう」と感じた。それでも登りが好きなライダーもいるので、わたしのようなへなちょこローディーの感想だと思ってもらいたい。
それにしても、とにかく暑かった。写真でもわかるように会場が野外だったので、ジリジリと太陽に灼かれて参ってしまった。主催者とすれば、9月のお彼岸だから天気がよくてもこんなに暑くなることは予想していなかったのだろう。トークショーのあと走行会が開かれ、息子はそれに参加していろいろ指導してもらっていた。
飯田まで、行きは下の道を、帰りは高速道路を走った。たしかに高速を使うと半分の時間で済むが、費用対効果から見てあまり使いたいとは思わなかった。地元の人はあまり高速道路を使わないのではないか。塩尻インターで出るときに料金所に地元ナンバーのクルマの行列ができていた。地元民は高速道路をあまり走らないからETCを必要としないものと思われる。
by himitosh
| 2007-09-22 19:32
| 自転車