2008年 07月 20日
「モーターサイクル・ダイアリーズ」 |
DVDで映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」(ウォルター・サレス監督)を見る。一度映画館で見たことがあるが、やはりとてもいい映画だと思う。実話をもとにしているわけだが、ロード・ムービーという手法と内容が見事にマッチしていて不思議な感動をもたらしている。
ただ、前回見たときも思ったことだが、この映画はゲバラの青春時代を描いているという前提がないとそのおもしろさも半減してしまうだろう。見る者がゲバラの後半生を考えながら見ているから意味深く思えるのだ。そういう意味ではかなり姑息なやり方とも言える。
PCのディスプレイ上で見ても南米の風景は圧倒的で、人々の表情の深さは心を打つ。その表情にくらべれば、俳優たちの演技の薄っぺらさはかなり気になる。
アメリカの資本で撮られた映画のようだが、ハリウッド映画の枠からは外れている。そのあたりはアメリカの底力なのだと思う。
ただ、前回見たときも思ったことだが、この映画はゲバラの青春時代を描いているという前提がないとそのおもしろさも半減してしまうだろう。見る者がゲバラの後半生を考えながら見ているから意味深く思えるのだ。そういう意味ではかなり姑息なやり方とも言える。
PCのディスプレイ上で見ても南米の風景は圧倒的で、人々の表情の深さは心を打つ。その表情にくらべれば、俳優たちの演技の薄っぺらさはかなり気になる。
アメリカの資本で撮られた映画のようだが、ハリウッド映画の枠からは外れている。そのあたりはアメリカの底力なのだと思う。
by himitosh
| 2008-07-20 19:29
| 映画