2008年 10月 09日
小規模施設の喫煙ルーム |
神奈川県の受動喫煙防止条例だが、小規模な飲食店からは「厳しい」という声が強いようだ。
「喫煙ルーム 簡易」というタームで検索してみるとオフィスファニチャーを作っているコクヨの「ラピセル簡易喫煙ルーム」というものが最初に出てきた。それは下の図のようなものだ。 これの価格が157万円という。実際にはこの四分の一の大きさがあれば、1人もしくは2人がなかに入って喫煙できるだろう。それなら、空間も小さいので排気装置の能力も低くてすむ。量産すれば価格は100万円以下になるのではないか。こういうものを神奈川県は「小規模施設用モデル」として推奨すればいいと思う。そうやって需要を拡大すれば、さらにコストは下がって価格を下げる余地が出るだろう。
タバコを吸いたい客は喫煙ルームに行って1本、2本と吸ってまた席に戻るのである。早い話、トイレと同じである。ニコチンを補給する際に生まれるタバコ煙は排泄物と同じで多くの人の健康を害し、迷惑をふりまく。したがって喫煙行為は排泄行為と同じである。
どんな小さな飲食店でもたいていはトイレはついている。もう一つのトイレとしてこういう小さな喫煙ルームを作るように義務づければいい。こういうところでタバコを吸って楽しいかどうかはわからないが、ニコチン補給という目的は達成される。「ちょっとトイレへ行ってくる」という感じで、喫煙する人は「ちょっとタバコ吸ってくる」と中座するのがふつうになるのではないか。
飲食店や旅館など17組合で組織される県生活衛生営業指導センターの八亀忠勝理事長は「小型店ではスペースの面から分煙は難しく、仕切りを付ける費用負担も厳しすぎる」という。南区食品衛生協会の会長で自らも六ツ川や南太田などで喫茶店を経営している八亀理事長は「利用客の6、7割は喫煙者で、すぐに禁煙にはできない。条例を制定するならば、分煙のための仕切りを設置する費用を県が助成してほしい」と要望。また、「世の中の禁煙への流れは仕方ない」としながらも「飲食店業界の中で禁煙、分煙について議論する時間がほしい」と話す。(タウンニュース10月9日)結局のところ、タバコを吸う客も吸わない客も同じ空間に詰め込みたいというのが小さな飲食店を経営する側の希望らしいが、それではまったく改善にはならない。喫煙席と禁煙席を仕切りで区切ると同時に喫煙席に向かう風速を0.2m/秒以上にするというやり方はたしかにコストがかかると思われるので、基本的には全部の席を禁煙にして、小さな喫煙ルームを店内に作る方法はどうだろうかと考えた。
「喫煙ルーム 簡易」というタームで検索してみるとオフィスファニチャーを作っているコクヨの「ラピセル簡易喫煙ルーム」というものが最初に出てきた。それは下の図のようなものだ。
タバコを吸いたい客は喫煙ルームに行って1本、2本と吸ってまた席に戻るのである。早い話、トイレと同じである。ニコチンを補給する際に生まれるタバコ煙は排泄物と同じで多くの人の健康を害し、迷惑をふりまく。したがって喫煙行為は排泄行為と同じである。
どんな小さな飲食店でもたいていはトイレはついている。もう一つのトイレとしてこういう小さな喫煙ルームを作るように義務づければいい。こういうところでタバコを吸って楽しいかどうかはわからないが、ニコチン補給という目的は達成される。「ちょっとトイレへ行ってくる」という感じで、喫煙する人は「ちょっとタバコ吸ってくる」と中座するのがふつうになるのではないか。
by himitosh
| 2008-10-09 21:41
| タバコ