2008年 10月 26日
三宅島の公道レースは自転車で |
伊豆諸島・三宅島で今月中旬、東京都の肝いりで開かれたモーターサイクルフェスティバルをめぐり、石原慎太郎知事は24日、「島の復興をかけるイベントなのに、ホンダが、報道した雑誌社には広告を出さないと言った」と述べ、同社の福井威夫社長に抗議する意向を示した。たしかに地図で見ると島を一周する道路はオートバイのレースをするとなるとかなり危険そうだ。
これに対し、ホンダ広報部は「社内で調査したが、知事が指摘した事実はなかった。都から申し入れがあれば対応を考える」としている。
三宅島のイベントは17日から3日間、三宅島空港の滑走路などを使って行われた。石原知事の発案で07年に始まった。しかし、目玉とされた公道レースについては「安全面の問題がある」とホンダなど国内の主要二輪メーカーが反対し、断念した経緯がある。
石原知事は今年のイベントの際、報道陣に「モーター関係のメディアが全然来ない。ホンダが意図的に妨害している」などと話していた。(朝日新聞10月25日13時4分)
しかし、これを自転車のレースにしたらどうだろうか。
だいたいこれから先、資源枯渇が進む時代にいまさらガソリンを消費するクルマやオートバイを走らせるよりも、自転車のほうがはるかにエコにかなっており、時代を先取りしている。全島一周30kmという距離なので、クラスに応じて周回数を調整すればたくさんの自転車ライダーが参加できる。
地域の活性化という観点からも有効だと思うのだが、どうだろうか。
by himitosh
| 2008-10-26 21:48
| 自転車