2008年 11月 23日
メディアとしての新聞の落日 |
三連休の二日目。風は強いが、一日いい天気だった。今日は家族の送り迎えと買い物に出た以外はずっと家で過ごす。平均的な休みの日の過ごし方である。
だいたいはディスプレイの前にいたが、ときどきはそこを離れて本を読んだりする。テレビはニュースと気象情報以外ほとんど見ない。速報性ではテレビよりもインターネットのほうが早い。ネットにつないだPCがあれば、テレビは不要かもしれない。
わたしの世代は新聞をけっこう読んでいると思うが、学生たちはほとんど読んでいない。親元を離れて下宿している学生たちには新聞は無駄なものに見えているようだ。「インターネットがあれば十分です」という者が多い。
しかし、ネット上の情報に課金するビジネスは意外に難しい。ネット上で得たデータは基本的に無料であるという認識が広く浸透しているからだ。だからいったんそれを活字などの別の形にするしかないわけだが、そうしてまでも読みたい情報はそう多くない。
アメリカの新聞はそうした状況に対応して変化を始めているようだが、日本ではどうだろうか。
だいたいはディスプレイの前にいたが、ときどきはそこを離れて本を読んだりする。テレビはニュースと気象情報以外ほとんど見ない。速報性ではテレビよりもインターネットのほうが早い。ネットにつないだPCがあれば、テレビは不要かもしれない。
わたしの世代は新聞をけっこう読んでいると思うが、学生たちはほとんど読んでいない。親元を離れて下宿している学生たちには新聞は無駄なものに見えているようだ。「インターネットがあれば十分です」という者が多い。
大手新聞社の朝日新聞社が21日発表した平成20年9月中間連結決算によると、最終損益が前年同期の47億円の黒字から103億円の赤字に転落した。営業損益も74億円の黒字から5億円の赤字となった。朝日新聞社が中間決算で最終損失と営業損失を計上したのは、中間決算の公表を始めた12年9月以来初めて。メディアとしての新聞の落日はもう動かしようがない。文字データだけでなく画像や映像データまで考えれば、もう新聞に未来がないのは明らかである。今後こうした衰退傾向はさらにはっきりしてくるだろう。ジャーナリズムをビジネスとして成り立たせてきた基盤がゆらぎつつある。
原材料である紙の価格が大幅に値上がりしていることに加え、広告収入、部数ともに減少したことが響き、営業損失を計上。またグループ会社のテレビ朝日株などを売却したことによる投資有価証券売却損として44億円を計上したことなどから103億円の最終損失となった。
売上高は前年同期比4・4%減の2698億円。減収は中間決算としては4期連続。(産経新聞11月22日01時49分)
しかし、ネット上の情報に課金するビジネスは意外に難しい。ネット上で得たデータは基本的に無料であるという認識が広く浸透しているからだ。だからいったんそれを活字などの別の形にするしかないわけだが、そうしてまでも読みたい情報はそう多くない。
アメリカの新聞はそうした状況に対応して変化を始めているようだが、日本ではどうだろうか。
by himitosh
| 2008-11-23 20:41
| 社会