2008年 12月 30日
「ヤング@ハート」 |
「ヤング@ハート」(スティーヴン・ウォーカー監督)を見る。今年最後に見る映画になると思うが、素晴らしかった。アメリカ、マサチューセッツ州のサウザンプトンという小さな町にある老人だけのロック・コーラスを扱ったドキュメンタリー映画である。
30年近く活動しているグループなのだが、とにかくレパートリーがパンクあり、ソウルありという具合なので、老人がそれを歌いこなすというだけでインパクトがある。もちろん、そういう歌をきちんとステージで歌えるまでになるには相当な練習が必要になる。なにしろCDなんか聞いたことがない人までいるのだから。
だからこのコーラスはボブ・シルマンというリーダー(53歳)を抜きにしては考えられない。選曲からリハーサルを繰り返して仕上げていくまでリーダーの力が大きい。
だが、老人たちの歌の素晴らしさにぶっ飛んでしまった。歌ってやっぱり歌詞なのだということがよくわかる。きちんと歌詞を理解してそれを歌として表現することがとても大事なのである。長く生きることでそういう力がおそらくどの老人にもつくのだと思う。だから一曲一曲がすごく深い。もっとこの人たちの歌をたくさん聞いてみたいという気になる。
みんな老人だから病気にもなるし、死んでしまうメンバーもいる。この映画は7週間の取材で作っているが、その間に20人ぐらいのメンバーのうち2人が死んでしまう。それでもコンサートのための準備を進め、素晴らしいショウが行われる。
映画そのものはとてもシンプルで、歌を聞かせることと、そこまでのプロセスを描いていくだけである。
こういう映画は大きな画面でデカイ音で見るのが正しいと思う。たくさんの人に映画館で見てもらいたい。
30年近く活動しているグループなのだが、とにかくレパートリーがパンクあり、ソウルありという具合なので、老人がそれを歌いこなすというだけでインパクトがある。もちろん、そういう歌をきちんとステージで歌えるまでになるには相当な練習が必要になる。なにしろCDなんか聞いたことがない人までいるのだから。
だからこのコーラスはボブ・シルマンというリーダー(53歳)を抜きにしては考えられない。選曲からリハーサルを繰り返して仕上げていくまでリーダーの力が大きい。
だが、老人たちの歌の素晴らしさにぶっ飛んでしまった。歌ってやっぱり歌詞なのだということがよくわかる。きちんと歌詞を理解してそれを歌として表現することがとても大事なのである。長く生きることでそういう力がおそらくどの老人にもつくのだと思う。だから一曲一曲がすごく深い。もっとこの人たちの歌をたくさん聞いてみたいという気になる。
みんな老人だから病気にもなるし、死んでしまうメンバーもいる。この映画は7週間の取材で作っているが、その間に20人ぐらいのメンバーのうち2人が死んでしまう。それでもコンサートのための準備を進め、素晴らしいショウが行われる。
映画そのものはとてもシンプルで、歌を聞かせることと、そこまでのプロセスを描いていくだけである。
こういう映画は大きな画面でデカイ音で見るのが正しいと思う。たくさんの人に映画館で見てもらいたい。
by himitosh
| 2008-12-30 22:13
| 映画