新宿駅の密閉型喫煙所 |
それで気がついたのだが、JR新宿駅の中央線ホームには上の写真のような密閉型喫煙所が作られていた。JR東日本は今年の3月からすべての特急列車が全車禁煙になっている。新宿から松本まで特急あずさに乗ると、2時間半から3時間タバコが吸えないということになる。そのため喫煙者たちは乗車前に吸いだめをすることになる。これはそういう人たちの施設なのである。
この種の施設を見ていていつも思うことだが、喫煙という行為の無意味さ、愚かさを人々、とくに子どもたちに理解させるには絶好の材料であろう。はっきり言って動物園の檻とそう違わない。こういう喫煙所をあちこちに作って、それ以外では禁煙にするというのがこれから進むべき道だろう。
JR東日本は来年3月から首都圏の駅構内をすべて禁煙とすると発表している。したがって同じような喫煙所が増えていくものと思われる。ただし、今のところ新宿駅でも長距離電車が発着するホームにしかないようだ。
時代は確実に脱タバコに向かっている。