2009年 03月 26日
高速道路料金の上限1000円について |
わたしはめったに高速道路を利用しない。めったに自動車を使って遠出をしない、と言い換えたほうがいいかもしれない。遠出をするときには鉄道やバスなどの公共輸送機関を利用することがほとんどである。したがってわたしのクルマにはETCはついていない。高速道路を使わないのだから必要ないのである。
先日の長野でのコンサートも往路は下道を走り、帰路だけ高速道路を使った。所要時間は下道で2時間、高速で1時間だったが、長野県内の道だとまず渋滞することはないので気持ち良くドライブできる。あえて高速道路を走る必要をあまり感じないのである。高速道路を利用するのは年に1回あるかどうかで、それも県内が目的地である。
というわけで今回の休日の高速道路料金の引き下げ政策だが、わたしにはほとんど恩恵はない。クルマという乗物にあまり執着がないこともある。
ただ知り合いはほとんどが今回の政策を喜んでいるようだ。どこまで行っても1000円ならば、どこへ行こうというような話をしている。こういう人たちが多ければ多いほど道路は渋滞するだろうし、観光客は休日に集中するだろう。そして平日の落ち込み方は激しくなるだろう。
結局のところ、この政策は需要を喚起するのではなく、単純に需要を特定の時期(休日)に集中させるだけではないだろうか。結果として経済活動を刺激することにはつながらないように思う。にフェリーから高速道路へ、鉄道から高速道路へと旅行客がシフトするだけで、旅行客の増大をもたらすわけではないという指摘がすでになされている。
そして引き下げ期間が終了すれば、おそらく以前よりももっと経済活動は低下するのではないか。思いつきでやってみたところでさして効果が上がるとは思えない。
先日の長野でのコンサートも往路は下道を走り、帰路だけ高速道路を使った。所要時間は下道で2時間、高速で1時間だったが、長野県内の道だとまず渋滞することはないので気持ち良くドライブできる。あえて高速道路を走る必要をあまり感じないのである。高速道路を利用するのは年に1回あるかどうかで、それも県内が目的地である。
というわけで今回の休日の高速道路料金の引き下げ政策だが、わたしにはほとんど恩恵はない。クルマという乗物にあまり執着がないこともある。
ただ知り合いはほとんどが今回の政策を喜んでいるようだ。どこまで行っても1000円ならば、どこへ行こうというような話をしている。こういう人たちが多ければ多いほど道路は渋滞するだろうし、観光客は休日に集中するだろう。そして平日の落ち込み方は激しくなるだろう。
結局のところ、この政策は需要を喚起するのではなく、単純に需要を特定の時期(休日)に集中させるだけではないだろうか。結果として経済活動を刺激することにはつながらないように思う。にフェリーから高速道路へ、鉄道から高速道路へと旅行客がシフトするだけで、旅行客の増大をもたらすわけではないという指摘がすでになされている。
そして引き下げ期間が終了すれば、おそらく以前よりももっと経済活動は低下するのではないか。思いつきでやってみたところでさして効果が上がるとは思えない。
by himitosh
| 2009-03-26 21:17
| 社会