2009年 04月 01日
学生の喫煙率 |
今日は4月1日ということで新しい年度が始まった。今年度は大学の敷地内禁煙化に向けて具体的なステップを踏み出したいと考えている。そこで「学生」「喫煙率」という二つのタームでググってみたところ、岡山大学での継続的な調査のデータが公開されていた。調査は1991年から7年と5年をおいて3回行われている。それをグラフ化したものが下である。 この12年間で確実に喫煙率が下がってきているのはたしかなようだ。男子学生は半分以下になっている。女子のほうはもともと少ないのでかえって増えているのが気になる。
だが、やはり大いに問題だと思うのが、1年生から4年生になる間に喫煙率が高まる傾向が依然として続いていることである。1年生男子の喫煙率が97年には14%もあったものが03年には4%まだ低下しているのに、4年生では35%と20%という結果になっている。大学生活を送るうちに喫煙者が増える度合いを比較すると、97年には3倍弱だったものが、03年には5倍にもなっているのである。女子の場合には0.5%から4.5%へと9倍にも増えている。
これは大学生の生活の中に喫煙をはびこらせる要因が数多く存在するからだろう。入学時に吸っていなかった学生が喫煙を開始する理由として最も多かったのが「友人の喫煙」である、という調査結果は重要である。そういう意味では、タバコを吸うことがいかに有害無益であるかをきちんと学生たちに教えるとともに、タバコを吸えない環境を整備していく必要がある。
だが、やはり大いに問題だと思うのが、1年生から4年生になる間に喫煙率が高まる傾向が依然として続いていることである。1年生男子の喫煙率が97年には14%もあったものが03年には4%まだ低下しているのに、4年生では35%と20%という結果になっている。大学生活を送るうちに喫煙者が増える度合いを比較すると、97年には3倍弱だったものが、03年には5倍にもなっているのである。女子の場合には0.5%から4.5%へと9倍にも増えている。
これは大学生の生活の中に喫煙をはびこらせる要因が数多く存在するからだろう。入学時に吸っていなかった学生が喫煙を開始する理由として最も多かったのが「友人の喫煙」である、という調査結果は重要である。そういう意味では、タバコを吸うことがいかに有害無益であるかをきちんと学生たちに教えるとともに、タバコを吸えない環境を整備していく必要がある。
by himitosh
| 2009-04-01 10:12
| タバコ