2009年 09月 20日
やはり政権交代は変化である |
総選挙の前には、民主党が主体となった連立政権が成立しても自公政権と大差ない、というようなことを言う人が大勢いた。しかし、スタートしてみると、新政権で大きな変化が現れてきているように思う。それを端的に感じるのは官僚機構と政治家の関係である。
昨夜のテレビを見ていてもっとも印象に残ったのが、厚生労働大臣の交代の風景であった。具体的に言うと、長妻新大臣の出迎えるときと舛添前大臣の見送りの際の、厚労省の役人たちの対応である。新大臣を迎える人々の硬い緊張した表情は「困ったことになったなあ」というような彼らの気持を十分に語っていた。
これに対して、前大臣を送り出すときの雰囲気は、まことに惜別の情にあふれたもので、舛添の笑顔とそれに寄せられた拍手が「このまま自公政権が続いてくれればよかったのに」という官僚たちの思いを伝えていた。これまでの自民党政権は、官僚主導型の利益誘導・利益配分のシステムの上に成り立っていたことを、これほど如実に物語るシーンはなかったように思う。ただ、まあ、そのようなシステムがもはや立ち行かなくなっているのは明らかで、政権交代は歴史の必然だったと考える。
そういうわけで、政権交代による変化が目に見える形で進行している。
昨夜のテレビを見ていてもっとも印象に残ったのが、厚生労働大臣の交代の風景であった。具体的に言うと、長妻新大臣の出迎えるときと舛添前大臣の見送りの際の、厚労省の役人たちの対応である。新大臣を迎える人々の硬い緊張した表情は「困ったことになったなあ」というような彼らの気持を十分に語っていた。
これに対して、前大臣を送り出すときの雰囲気は、まことに惜別の情にあふれたもので、舛添の笑顔とそれに寄せられた拍手が「このまま自公政権が続いてくれればよかったのに」という官僚たちの思いを伝えていた。これまでの自民党政権は、官僚主導型の利益誘導・利益配分のシステムの上に成り立っていたことを、これほど如実に物語るシーンはなかったように思う。ただ、まあ、そのようなシステムがもはや立ち行かなくなっているのは明らかで、政権交代は歴史の必然だったと考える。
そういうわけで、政権交代による変化が目に見える形で進行している。
by himitosh
| 2009-09-20 08:10
| 政治