2009年 10月 15日
レオナルドの作品発見 |
このレオナルド作といわれる絵だが、ディスプレイ上で見る限りでは、何となくそれっぽいように思う。ただ、ちょっとばかりレオナルドにしては近代的すぎるような気もしないではない。
矢印の先の部分にレオナルドの他の作品についているのとおなじ指紋が残っているという。これを真作だと断定する根拠としては弱いように思う。
矢印の先の部分にレオナルドの他の作品についているのとおなじ指紋が残っているという。これを真作だと断定する根拠としては弱いように思う。
AP通信は14日、カナダ人の収集家が米ニューヨークで買った女性の肖像画が、レオナルド・ダ・ビンチ(1452~1519年)の作品の可能性があると報じた。肖像画に残った指紋が、他の作品に残された指紋と一致した。それにしても170万円が134億円とは恐れ入った。一挙に8千倍だもの。たしかにレオナルドの作品だということが証明されれば、それだけの価値はあるのだろうが。
本物であれば、ダ・ビンチによる主要作品の発見は100年ぶりという。
「美しきプリンセスの横顔」と題された縦34センチ、横25センチの肖像画で、AFP通信によると、ミラノ公スフォルツァの娘がモデルの可能性がある。チョークとインク、鉛筆で描かれ、署名はない。
収集家は2007年、スイス人収集家のためにニューヨークの画商から購入、芸術作品の科学解析専門家が調べたところ指紋が一致した。肖像画は購入時、1万9000ドル(約170万円)だったが、ダ・ビンチ作と見られることで、現在は1億5000万ドル(約134億円)以上の価値があるという。(読売新聞10月15日11時22分)
by himitosh
| 2009-10-15 19:31
| イタリア