2010年 02月 13日
教授職は命がけ |

こういうニュースを読むと、アメリカ留学を学生たちには勧められないと思う。
12日午後4時(日本時間13日午前7時)ごろ、米南部アラバマ州ハンツビルのアラバマ大ハンツビル校の校内で、生物学部の教職員の会合中に教授の女が銃を乱射し、3人が死亡、3人がけがをした。うち少なくとも2人が重体。死傷者はいずれも大学の教職員という。冗談ではなしに、このバージニア工科大学の事件の際に全米ライフル協会は「学生たちが銃を持っていれば乱射事件は防げた」という声明を発していたのだ。
地元メディアによると、捜査当局は実行犯の生物学部教授、エイミー・ビショップ容疑者を逮捕。大学側が12日午前、同容疑者に終身教授の地位を与えないことを決めたところ、同容疑者がその後、生物学部の会合の席に現れて銃を乱射したと伝えられている。
同容疑者はハーバード大出身の神経科学者で、夫も拘束されて警察の事情聴取を受けている。
現場はアラバマ大の科学系の学部が使用する建物。キャンパスでは約7500人が学んでいる。事件後にハンツビル校は閉鎖され、捜査当局が現場検証に当たった。
ハンツビル周辺では1週間前にも、14歳の中学生が校内で撃たれて死亡する事件が起きていた。
大学など学校を舞台にした銃撃事件は、2008年2月に米中西部イリノイ州の北イリノイ大学構内で男が教室で発砲して犯人を含む6人が死亡する事件があった。07年4月には、米東部バージニア州のバージニア工科大で学生ら32人が殺害される事件が発生。犯人の男は自殺したが、米犯罪史上最悪の銃乱射事件となった。(産経新聞2月13日13時14分)
つくづくアメリカはヘンな国だと思う。
by himitosh
| 2010-02-13 15:39
| 社会