2010年 04月 25日
新政党間の選挙協力 |
政党とは、共通の目標と政治プログラムを持つ人々が自発的に集まったものをさすわけで、こういうのはオカシイのではないか。独自の理念を掲げて自民党を離党し、異なる政治路線を鮮明にしたはずの新政党がいきなり選挙協力を打ち出すことを恥ずかしいと思わないのだろうか。
新党改革の舛添要一代表は25日、テレビ朝日の番組で「参院選で小さな政党で足を引っ張りあって民主党を利することになりかねないので、第三極同士、政策を話し合って一本化する可能性もある」と述べ、みんなの党など他の新党と参院選での選挙協力を模索する考えを示した。「新政党同士の選挙協力」は「一匹狼の群れ」みたいな矛盾をはらんでいる。危険な選択であって、あっという間に消えてしまう泡沫政党化への道を歩き出したように思う。
同時に「(党にかかわらず)特定の個人を応援するという協力もある」と述べた。
参院選の目標議席数については「比例で1000万票、10人。加えて選挙区の当選も目指す」と表明。「1人区、複数区問わず、候補者を出す構えだ」と強調した。
フジテレビの番組では、参院選後の民主党との連携について「絶対にやらない。ただ小沢一郎民主党幹事長が議員辞職して政界から去れば別だ」と指摘した。(産経新聞4月25日12時45分)
by himitosh
| 2010-04-25 16:34
| 政治