2005年 04月 14日
授業について |
今年の前期は月曜4コマ、火曜1コマ、金曜2コマの計7コマで、それ以外に大学院の授業が5回分ぐらいある。後期は8コマになっているはずだ。
たぶん今年は1年生向けの授業を除けば、大人数の授業はないのではないかと期待している。講義をすべて1限に設定したのは、「空き時間を埋めよう」という受講者が減るのではないかとの期待があったことも事実である。そういう気楽な学生たちがいなくなれば、受講者が少なくなると考えている。
10人ぐらいを相手に演習や資料購読をする授業と大教室で200人300人を相手にする授業とでは、同じ1コマといっても、まるで疲れ方が違うのである。もちろん後者のほうがたいへんなのである。
全体に国立大学は私立大学とくらべて勉学条件に恵まれていると思うが、その最も大きな要因はこの学生と教師の数の比率である。要するに大人数の授業は、専門に入ると、ほとんどないのである。人文学部の場合にはとくにそれが言える。
東京で暮らしていた時期にあちこちの大学で非常勤講師をやったが、私立大学の非常勤はかなり厳しかった。N大では演習の授業もやらしてもらったが、1クラス50人もいた。50人もいて、演習なんかどうやってやればいいのか、見当もつかなかった。講義のほうも最低でも150人は受講者がいて、マイクを使わないと絶対に授業が成り立たない。
たぶんああいう状況は今でもそう変ってはいないだろう。
で、大教室の講義は疲れるだけでなく、非常に難しい。200人もいると、双方向の授業を成立させるのはまず不可能である。結果としてこちらのオーラル・パフォーマンスだけに頼ることになる。もちろんパワーポイントを使って視聴覚教材を利用したりしているが、学生たちの集中力を持続させるには力技が必要になってくる。
前期の時間割では4コマ組んだ月曜日が一番厳しい日になるはずだ。しかし、月曜日がまだ一番エネルギーがある日なので、まあ何とかなるのではないか。
たぶん今年は1年生向けの授業を除けば、大人数の授業はないのではないかと期待している。講義をすべて1限に設定したのは、「空き時間を埋めよう」という受講者が減るのではないかとの期待があったことも事実である。そういう気楽な学生たちがいなくなれば、受講者が少なくなると考えている。
10人ぐらいを相手に演習や資料購読をする授業と大教室で200人300人を相手にする授業とでは、同じ1コマといっても、まるで疲れ方が違うのである。もちろん後者のほうがたいへんなのである。
全体に国立大学は私立大学とくらべて勉学条件に恵まれていると思うが、その最も大きな要因はこの学生と教師の数の比率である。要するに大人数の授業は、専門に入ると、ほとんどないのである。人文学部の場合にはとくにそれが言える。
東京で暮らしていた時期にあちこちの大学で非常勤講師をやったが、私立大学の非常勤はかなり厳しかった。N大では演習の授業もやらしてもらったが、1クラス50人もいた。50人もいて、演習なんかどうやってやればいいのか、見当もつかなかった。講義のほうも最低でも150人は受講者がいて、マイクを使わないと絶対に授業が成り立たない。
たぶんああいう状況は今でもそう変ってはいないだろう。
で、大教室の講義は疲れるだけでなく、非常に難しい。200人もいると、双方向の授業を成立させるのはまず不可能である。結果としてこちらのオーラル・パフォーマンスだけに頼ることになる。もちろんパワーポイントを使って視聴覚教材を利用したりしているが、学生たちの集中力を持続させるには力技が必要になってくる。
前期の時間割では4コマ組んだ月曜日が一番厳しい日になるはずだ。しかし、月曜日がまだ一番エネルギーがある日なので、まあ何とかなるのではないか。
by himitosh
| 2005-04-14 20:16
| 大学