2005年 04月 17日
通勤手当とガソリン価格 |
ガソリンの値段が週ごとに上がっている。松本の近辺ではもう1リットル130円近くまでになった。
物価と消費の関係については価格弾性値という概念がある。早い話、価格が上がれば消費が減るという現象がほとんどの商品に見られる。ただし、それはどの商品にも同じ割合で発生するものではないし、社会階層によっても異なる。そうした価格と消費の増減の関係を表した数値が価格弾性値である。
食料品などでは価格弾性値が非常に高いものがある。たとえば野菜などがそれである。あまり値段が上がるとみんな買わなくなってしまう。
これに対してガソリンはどうだろうか。価格弾性値が比較的低いのではないか。なければないで済ませられるものではないからだ。とはいえ、ガソリンの値段があまりにも高くなると、車を使うケースが減ることは十分考えられる。
たとえば、わたしが自動車通勤でもらっている手当から計算すると、1ヶ月20日(ほぼこれぐらい行っている)往復40kmの道のりを通っているが、1リットルで平均18km走るわたしの車ですらガソリンの値段が200円/リットルになると通勤手当ではガソリン代もカバーできなくなる。燃費が12km/リットル程度の車だと、もうほとんどとんとんのところまできている。
冗談でなしに、自転車通勤をそろそろみんな考えないといけないのではないか。これを機会に自転車が走りやすい道路を作ってくれるといいのだが。
物価と消費の関係については価格弾性値という概念がある。早い話、価格が上がれば消費が減るという現象がほとんどの商品に見られる。ただし、それはどの商品にも同じ割合で発生するものではないし、社会階層によっても異なる。そうした価格と消費の増減の関係を表した数値が価格弾性値である。
食料品などでは価格弾性値が非常に高いものがある。たとえば野菜などがそれである。あまり値段が上がるとみんな買わなくなってしまう。
これに対してガソリンはどうだろうか。価格弾性値が比較的低いのではないか。なければないで済ませられるものではないからだ。とはいえ、ガソリンの値段があまりにも高くなると、車を使うケースが減ることは十分考えられる。
たとえば、わたしが自動車通勤でもらっている手当から計算すると、1ヶ月20日(ほぼこれぐらい行っている)往復40kmの道のりを通っているが、1リットルで平均18km走るわたしの車ですらガソリンの値段が200円/リットルになると通勤手当ではガソリン代もカバーできなくなる。燃費が12km/リットル程度の車だと、もうほとんどとんとんのところまできている。
冗談でなしに、自転車通勤をそろそろみんな考えないといけないのではないか。これを機会に自転車が走りやすい道路を作ってくれるといいのだが。
by himitosh
| 2005-04-17 10:27
| 自転車