2006年 02月 13日
来年度のシラバス |
来年度の授業シラバスをいま書いているところだ。
5年ほど前まではシラバス用の原稿用紙にいちいち書き込んで提出して校正をするという面倒な作業が必要だったが、いまではWeb入力になって楽になった。
一番いいのは、これまで作ったデータの使い回しが利くことだ。授業によっては毎年内容がそう変わらないものがある。そういう場合には変更する部分だけ修正すれば、それでOKとなる。実際には同じ授業題目でも書く内容が毎年かなり変わっているが。
第二に、締め切りが遅くなったことがある。たしか手書き原稿の頃には12月になると次年度のシラバスを書かなければならなかったと記憶している。これはいくらなんでもちょっと早すぎると思ったものだ。
ただ、Web入力にも問題がないわけではない。
たとえば、授業のカテゴリーによって学外からの入力ができないことがある。専門課程の授業は学外からでもシラバスを書き込めるが、共通教育(一年生用)の授業は学内限定になっている。シラバスを書くために大学まで行かなくてはいけない。これはセキュリティの問題らしい。ただまあ、これだけe-Learningなんてことを盛んに言うようになっているのに、あんまり変化していないのはちょっと問題のように思う。
それから、シラバスに関しては共通の基準というかガイドラインがあって、それに沿って書いてくれという要請がある。しかし、やはり授業によってはそのガイドラインどおりにはうまく書けないものがある。
要は学生たちがその授業の概要をつかめればいい、と思って書くことにしている。
by himitosh
| 2006-02-13 08:53
| 大学