2006年 04月 01日
「ゴッドファーザー」 |
10日ほど前に衛星放送でたまたま「ゴッドファーザーPart II」(フランシス・フォード・コッポラ監督)を放送していて、それに見入ってしまったことがあった。ロードショーで見て以来、その後一度も見ていなかったので、ビデオ屋へ行ってPart IとPart IIの両方を借りてきて見た。どちらも30年以上昔の映画だが、ちっとも古くなっていない。素晴らしくおもしろい。
Part Iのほうはオーソドックスな形式の映画である。マーロン・ブランドが演じるヴィート・コルレオーネを中心として構成されているマフィアのファミリーの物語で、マフィアの実態が暴露されると同時にファミリー同士の抗争が描かれる。ひとつひとつのエピソードの輪郭がきわめて鮮やかで印象的だ。
Part IIは、二代目のドンであるマイケル(アル・パチーノ)のその後の物語と、ヴィートの青年時代(ロバート・デ・ニーロ)の物語が平行して語られる。時代とともに閉塞状況と家族の解体に追い込まれるマイケルの物語がひたすら暗いのに対して、青年ヴィートの物語はセピア色に輝いているように見えるのが不思議。この映画のデ・ニーロはとてもいい。
セットも音楽も撮影も完璧だが、この映画はキャスティングが見事だ。
これは娯楽映画のひとつの頂点だと思う。
Part Iのほうはオーソドックスな形式の映画である。マーロン・ブランドが演じるヴィート・コルレオーネを中心として構成されているマフィアのファミリーの物語で、マフィアの実態が暴露されると同時にファミリー同士の抗争が描かれる。ひとつひとつのエピソードの輪郭がきわめて鮮やかで印象的だ。
Part IIは、二代目のドンであるマイケル(アル・パチーノ)のその後の物語と、ヴィートの青年時代(ロバート・デ・ニーロ)の物語が平行して語られる。時代とともに閉塞状況と家族の解体に追い込まれるマイケルの物語がひたすら暗いのに対して、青年ヴィートの物語はセピア色に輝いているように見えるのが不思議。この映画のデ・ニーロはとてもいい。
セットも音楽も撮影も完璧だが、この映画はキャスティングが見事だ。
これは娯楽映画のひとつの頂点だと思う。
by himitosh
| 2006-04-01 09:45
| 映画