2006年 09月 26日
「マッチポイント」 |
東京で映画「マッチポイントMatch Point」(ウディ・アレン監督)を見た。なんだかんだといってもウディ・アレンの映画はそれなりに面白く見られるのだから、映画を見るときの選択の時点で候補に入ってくるのだ。
金曜日の夜で、たまたまわたしが見た映画館(シネスイッチ銀座)がレディス・デーということで、観客の95%が(若い)女性だった。で、ほぼ満席。やっぱり東京は人間が多い。
映画の出来のほうは・・・・・まあこんなものではないかな、最近のウディ・アレンの作品のなかでは最後まで楽しめたからいいほうだと思う。コメディではなくてスリラーに近い映画だが、そういう映画を上手に撮る資質はアレンにはないので、どんどん盛り上がるという感じではない。
同じように不倫と殺人というテーマでは「重罪と軽罪Crimes and Misdemeanors」という映画がアレンにはあるが、コメディ仕立てのあちらのほうがずっと面白い。まあ、あれは殺される女がアンジェリカ・ヒューストンで、こちらはスカーレット・ヨハンソンだから迫力が違う。もちろんヨハンソンも(これは地だと思うが)イヤ~な女をうまく演じている。
もともとウディ・アレンの映画はモラルをどこかに置き去りにしたものが多いが、この映画もその例外ではない。だから、見終わったあとの気分がそうよろしくない。そういうことも含めて、大人の映画であろう。
金曜日の夜で、たまたまわたしが見た映画館(シネスイッチ銀座)がレディス・デーということで、観客の95%が(若い)女性だった。で、ほぼ満席。やっぱり東京は人間が多い。
映画の出来のほうは・・・・・まあこんなものではないかな、最近のウディ・アレンの作品のなかでは最後まで楽しめたからいいほうだと思う。コメディではなくてスリラーに近い映画だが、そういう映画を上手に撮る資質はアレンにはないので、どんどん盛り上がるという感じではない。
同じように不倫と殺人というテーマでは「重罪と軽罪Crimes and Misdemeanors」という映画がアレンにはあるが、コメディ仕立てのあちらのほうがずっと面白い。まあ、あれは殺される女がアンジェリカ・ヒューストンで、こちらはスカーレット・ヨハンソンだから迫力が違う。もちろんヨハンソンも(これは地だと思うが)イヤ~な女をうまく演じている。
もともとウディ・アレンの映画はモラルをどこかに置き去りにしたものが多いが、この映画もその例外ではない。だから、見終わったあとの気分がそうよろしくない。そういうことも含めて、大人の映画であろう。
by himitosh
| 2006-09-26 08:43
| 映画