2007年 02月 21日
同僚の死はこたえる |
わたしは信大に赴任して17年になる。その間、人文学部教授会の規模は、教養部の解体や再建などがあったせいで変化があり、40~60人程度であった。その17年の間に現役の教授会スタッフだった人が3人亡くなっている。これはちょっと多いような気がする。
その3人が3人とも、わたしの印象では、あっという間に亡くなられている。長い闘病生活の末に、という形でないのはいいことなのか悪いことなのかよくわからない。ずっとご病気でおられれば、ある程度は心の準備もできると思うが、文字通りの急逝ではこちらの受けるショックも大きい。
とくに今回亡くなられた谷澤先生は学部運営の中枢を担ってこられたかたで、教育や学生指導の面での貢献がきわめて大きいかただった。それだけにT先生の死がスタッフだけでなく学生たちに与える影響は非常に大きい。人文学部にとってずいぶん大きな損失であるのは間違いない。
個人的なつき合いもけっこうあった。先月再開した水泳で、朝の時間にプールへ行くと、よく谷澤先生と出くわした。元気にクロールでプールを往復されていたのに・・・・。大事な人を亡くしてしまって、胸のなかに空洞があいたような感じがする。
生きている時間が長くなるにつれてこの種の経験が多くなるが、経験値が高まるだけ適応力が高まるかというと、そうではない。むしろ、トシをとるほど人の死がこたえるようになるのが実感である。
その3人が3人とも、わたしの印象では、あっという間に亡くなられている。長い闘病生活の末に、という形でないのはいいことなのか悪いことなのかよくわからない。ずっとご病気でおられれば、ある程度は心の準備もできると思うが、文字通りの急逝ではこちらの受けるショックも大きい。
とくに今回亡くなられた谷澤先生は学部運営の中枢を担ってこられたかたで、教育や学生指導の面での貢献がきわめて大きいかただった。それだけにT先生の死がスタッフだけでなく学生たちに与える影響は非常に大きい。人文学部にとってずいぶん大きな損失であるのは間違いない。
個人的なつき合いもけっこうあった。先月再開した水泳で、朝の時間にプールへ行くと、よく谷澤先生と出くわした。元気にクロールでプールを往復されていたのに・・・・。大事な人を亡くしてしまって、胸のなかに空洞があいたような感じがする。
生きている時間が長くなるにつれてこの種の経験が多くなるが、経験値が高まるだけ適応力が高まるかというと、そうではない。むしろ、トシをとるほど人の死がこたえるようになるのが実感である。
by himitosh
| 2007-02-21 14:10
| 大学