2007年 04月 02日
「気まま時代」 |
フレッド・アステア&ジンジャー・ロジャースのミュージカル映画「気まま時代」(マーク・サンドリッチ監督)をDVDで観る。おもしろい。アステア&ロジャースのコンビも七作目ということで、ストレートなミュージカルではなくてダンス・シーンはすごく少ない。しかし、そのシーンが素晴らしい。たとえば、ゴルフをしながらのダンスなどを考えつくのはアステアしかいないのではないか。アステアは踊りながら並べられた20個近いボールを次々に打つのだが、これがみんなまっすぐ飛んでいく。そのシーンを見ているとゴルフは簡単そうに思えるが、アステア自身シングル・プレーヤーだったという話だ。
ストーリーはふつうのロマンチック・コメディーで、アステアが精神科医という設定は変わっている。ロジャースはその患者の役で、コメディエンヌぶりがキュートで大いに笑わせる。
アーヴィング・バーリンが作曲を担当した歌も佳曲ぞろいで、アステアが歌う「Change Partners」という美しい曲はこの映画で最初に使われている。映画のシチュエーションにぴったりで、感動してしまった。
1938年の映画だが、娯楽映画とか芸術映画といったジャンルを超えた魅力を持っている。アメリカはこういうものを生み出す国なのだ。
ストーリーはふつうのロマンチック・コメディーで、アステアが精神科医という設定は変わっている。ロジャースはその患者の役で、コメディエンヌぶりがキュートで大いに笑わせる。
アーヴィング・バーリンが作曲を担当した歌も佳曲ぞろいで、アステアが歌う「Change Partners」という美しい曲はこの映画で最初に使われている。映画のシチュエーションにぴったりで、感動してしまった。
1938年の映画だが、娯楽映画とか芸術映画といったジャンルを超えた魅力を持っている。アメリカはこういうものを生み出す国なのだ。
by himitosh
| 2007-04-02 21:26
| 映画