2007年 05月 21日
文章を書くということ |
今年の前期、四つの講義の授業がある。共通教育(一年生向け)・専門教育それぞれ二つずつである。この四つの講義ではe-Alpsというネット上の大学教育支援システムを使っている。
具体的な使用法は
(1)講義で使った教材をアップロードしておいて、受講生たちにダウンロードさせる。
わたしは板書の代わりにパワーポイントを使って授業をしているが、そのパワーポイントのファイルをe-Alpsに置いておけば、学生たちが見に行ったり、ダウンロードできる。また、参考文献表など、これまでなら紙にプリントして配っていたものも、その必要がなくなった。学生たちが勝手にダウンロードできる。
(2)さまざまな連絡に使う。
急に体調が悪くなったりして休講にせざるを得ないようなケースでは、受講生全員に緊急のメールを送ることができる。同じように、試験やレポートなどの説明も、これでやれる。
(3)課題の提出に使う。
受講生たちに定期的に課題を課し、それをe-Alpsを通じて提出させる。複数の課題にこちらが成績をつけると、それが自動的に積算されていく。
この(1)と(3)を今のところ最も多用している。
この毎週の課題だが、学生たちによってものすごく差がある。文章の上手い下手以前に、文章を書くことに対する抵抗感の有無が大きい。早い話、ものすごく表現が幼い学生がけっこうな割合で存在する。10点満点で1点とか2点ぐらいしかやれない者が大勢いる。
やっぱりふだん文章を書く訓練をしていないから、こういう場面になるとからきしダメになるのだ。今の大学生は昔の(わたしの少年時代の)中学生ぐらいしか書く能力がないのではないか。というか、すごく短いものしか書けない。「短くてもこれはエッセイなのだから、きちんと構成を考えて書け」と指示しているが、ひどく幼い表現しかなされていない。
もう4回ほど課題を出させたが、受講生たちの間でもうすでに強烈な格差が生まれてしまった。今の大学生は日記や手紙を書かないようだ。そういうのって問題が大いにあると思う。文章力というのは思考力のことなのだ。
具体的な使用法は
(1)講義で使った教材をアップロードしておいて、受講生たちにダウンロードさせる。
わたしは板書の代わりにパワーポイントを使って授業をしているが、そのパワーポイントのファイルをe-Alpsに置いておけば、学生たちが見に行ったり、ダウンロードできる。また、参考文献表など、これまでなら紙にプリントして配っていたものも、その必要がなくなった。学生たちが勝手にダウンロードできる。
(2)さまざまな連絡に使う。
急に体調が悪くなったりして休講にせざるを得ないようなケースでは、受講生全員に緊急のメールを送ることができる。同じように、試験やレポートなどの説明も、これでやれる。
(3)課題の提出に使う。
受講生たちに定期的に課題を課し、それをe-Alpsを通じて提出させる。複数の課題にこちらが成績をつけると、それが自動的に積算されていく。
この(1)と(3)を今のところ最も多用している。
この毎週の課題だが、学生たちによってものすごく差がある。文章の上手い下手以前に、文章を書くことに対する抵抗感の有無が大きい。早い話、ものすごく表現が幼い学生がけっこうな割合で存在する。10点満点で1点とか2点ぐらいしかやれない者が大勢いる。
やっぱりふだん文章を書く訓練をしていないから、こういう場面になるとからきしダメになるのだ。今の大学生は昔の(わたしの少年時代の)中学生ぐらいしか書く能力がないのではないか。というか、すごく短いものしか書けない。「短くてもこれはエッセイなのだから、きちんと構成を考えて書け」と指示しているが、ひどく幼い表現しかなされていない。
もう4回ほど課題を出させたが、受講生たちの間でもうすでに強烈な格差が生まれてしまった。今の大学生は日記や手紙を書かないようだ。そういうのって問題が大いにあると思う。文章力というのは思考力のことなのだ。
by himitosh
| 2007-05-21 21:31
| 大学