2007年 08月 27日
世界陸上 |
テレビをつけると、大阪で開催されている世界陸上選手権の中継シーンが流れるので、ときおり見ている。
陸上競技っておもしろいと思う。走ったり、飛んだり、投げたりという人間の基本的な運動能力をくらべるという単純さが魅力の理由だろう。どうも日本のテレビ局が陸上競技を中継すると、演出が過剰になる傾向がある。
選手にニックネームをつけたり(昨日聞いた「筋肉聖母」というのはひどい)、ドラマを無理やりでっち上げたり、見ていてげっそりする。こういう超一流のアスリートたちが競い合うのだから、淡々と放送してくれればいいのだ。
それにしても、マラソンはともかくとしても日本の選手たちの調子が悪すぎるように思う。1次予選を通過できないケースが多すぎる。この大会に出るにはいちおう基準となる記録をクリアしているはずなのだが、自己ベスト(あるいはそれに近い記録)を出している日本選手はほとんどいない。
毎回オリンピックや世界選手権では同じようなことが繰り返されているが、コンディショニングも選手の力のうちに含まれるはずだ。大きな大会にピークを持って行くことが是非とも必要なのだ。
それからもうひとつ精神的なコンディションを上手に保つことも必要だろう。日本選手たちの表情の硬さがすごく気になる。結局のところコーチの言うがままにトレーニングをして、大会に出ていい成績を取ってきた選手たちばかりなのだろう。それが個々の選手の力を厳しくくらべる場に出ると、まるっきり能力を発揮できていない。実にひ弱な感じである。
「暑くて集中できなかった」などというコメントを残している選手には、条件はすべての選手に同じではないかといいたい。どうしてそこで力が出せないのか、考えたほうがいい。
陸上競技っておもしろいと思う。走ったり、飛んだり、投げたりという人間の基本的な運動能力をくらべるという単純さが魅力の理由だろう。どうも日本のテレビ局が陸上競技を中継すると、演出が過剰になる傾向がある。
選手にニックネームをつけたり(昨日聞いた「筋肉聖母」というのはひどい)、ドラマを無理やりでっち上げたり、見ていてげっそりする。こういう超一流のアスリートたちが競い合うのだから、淡々と放送してくれればいいのだ。
それにしても、マラソンはともかくとしても日本の選手たちの調子が悪すぎるように思う。1次予選を通過できないケースが多すぎる。この大会に出るにはいちおう基準となる記録をクリアしているはずなのだが、自己ベスト(あるいはそれに近い記録)を出している日本選手はほとんどいない。
毎回オリンピックや世界選手権では同じようなことが繰り返されているが、コンディショニングも選手の力のうちに含まれるはずだ。大きな大会にピークを持って行くことが是非とも必要なのだ。
それからもうひとつ精神的なコンディションを上手に保つことも必要だろう。日本選手たちの表情の硬さがすごく気になる。結局のところコーチの言うがままにトレーニングをして、大会に出ていい成績を取ってきた選手たちばかりなのだろう。それが個々の選手の力を厳しくくらべる場に出ると、まるっきり能力を発揮できていない。実にひ弱な感じである。
「暑くて集中できなかった」などというコメントを残している選手には、条件はすべての選手に同じではないかといいたい。どうしてそこで力が出せないのか、考えたほうがいい。
by himitosh
| 2007-08-27 17:49
| スポーツ