2007年 11月 06日
OSをめぐって |
MS-DOS → Windows3.0 → Windows98 → Windows2000 → Windows XPという具合に、わたしはかなり以前からPCを使ってきているが、OSを新しいものに変えるのは比較的早いほうだったと思う。だが、今度のWindows Vistaについてはかなり遅くなると思う。
正直なところMicrosoftの商売のやり方はもう限界ではないかと思う。
CPUもビデオカードもメモリもVistaが要求するレベルが高すぎて手持ちの機材ではクリアできず、新規にPCを購入しなくてはいけない。これまでも同じようにハードとソフトをバージョンアップさせる形でこの業界のビジネスが行われてきたことは理解している。
しかし、なんだか今回のVistaはこれまでのOSに対する上位互換性が小さすぎるようだ。大学で使われているVistaマシンを何回か借りて使ってみたが、これまでXPで使えた周辺機器のほとんどがダメである。また、ソフトの多くもやはり使えない。
もちろんドライバをダウンロードしたり、ソフトにパッチを当てたりすれば使えるのだろうが、そんな面倒なことをいちいちユーザにやらせるのは間違いではないか。そういう作業はOSが出来上がった段階で終わっているべきではないか。
Microsoftは好きなことをやってもユーザはWindowsというOSから離れられないとたかをくくっているような気がする。
朝日新聞のWeb版に次のようなニュースがあった。
Microsoftがこういうことをやっていると、OSもネット上で提供する形が主流になる日がそう遠くないうちに来るように思う。
正直なところMicrosoftの商売のやり方はもう限界ではないかと思う。
CPUもビデオカードもメモリもVistaが要求するレベルが高すぎて手持ちの機材ではクリアできず、新規にPCを購入しなくてはいけない。これまでも同じようにハードとソフトをバージョンアップさせる形でこの業界のビジネスが行われてきたことは理解している。
しかし、なんだか今回のVistaはこれまでのOSに対する上位互換性が小さすぎるようだ。大学で使われているVistaマシンを何回か借りて使ってみたが、これまでXPで使えた周辺機器のほとんどがダメである。また、ソフトの多くもやはり使えない。
もちろんドライバをダウンロードしたり、ソフトにパッチを当てたりすれば使えるのだろうが、そんな面倒なことをいちいちユーザにやらせるのは間違いではないか。そういう作業はOSが出来上がった段階で終わっているべきではないか。
Microsoftは好きなことをやってもユーザはWindowsというOSから離れられないとたかをくくっているような気がする。
朝日新聞のWeb版に次のようなニュースがあった。
米インターネット検索最大手のグーグルは5日、基本ソフト(OS)など携帯電話をつくるのに必要なソフトウエア一式を開発し、無料で公開すると発表した。携帯向けに限定したものだが、グーグルのOS事業参入は初めて。これまで様々な分野で対抗してきた米マイクロソフト(MS)の創業以来の中核事業でも競合する。グーグルの表計算とワープロのソフトだが、わたしはけっこう使っている。エクセルやワードと比べるとたしかに機能は少ないけれども、日常的な作業にはこれで十分だと思う。
グーグルは、NTTドコモやKDDIのほかスプリント・ネクステル、Tモバイルといった世界の主要通信会社など30社以上と提携し、共同組織「OHA」を設立。「アンドロイド」と名付けた新ソフトを無償公開し、これをもとに各社が新型携帯電話を開発する。08年下半期にも発売が始まる見込みだ。
携帯電話向けOSは、英シンビアン製や無料OS「リナックス」などが主流。しかし最近は新市場の開拓を目指すMSが、小型キーボードなどを備えた「スマートフォン」向けに力を入れている。米アップルも6月末から米国内で発売した新型携帯電話「iPhone(アイフォン)」に自社のマックOSを搭載、競争が激化している。
「アンドロイド」はリナックスと同様、設計情報などの「ソースコード」を公開する。このため通信会社などは低コストで独自サービスを開発しやすくなる見通しだ。
グーグルはこれまで、MSが有料で売る表計算ソフト「エクセル」やワープロソフト「ワード」などとほぼ同じサービスをネット上で無料提供してきた。今回はMSの収益力の源泉であるOS事業に参入することになり、両社の競合はさらに激しさを増しそうだ。 (11月6日6時3分)
Microsoftがこういうことをやっていると、OSもネット上で提供する形が主流になる日がそう遠くないうちに来るように思う。
by himitosh
| 2007-11-06 11:59
| PC&IT