2008年 09月 04日
自民党総裁選 |
自民党の総裁選挙だが、何だかよくわからない。
よくわからないのは、各候補の違いである。確かに顔は違うし、経歴も違う。しかし、彼らの政治路線にそれほどの大きな差があるのかどうか疑問である。財政出動による景気刺激を積極的にやろうというのが麻生で、与謝野は財政規律をまもって増税を考えているらしい。小池と石原B作ははて何をどうしたいのか。どこがどう違うのか。コップの中の嵐とでも言うべき差異の小ささではないか。
それに加えて、小物感が強く漂う。これは派閥領袖が麻生ひとり(しかも小派閥)であることから来ているように思う。そういう意味でリーダーシップに乏しいのに「自民党総裁になりたい。首相になりたい」ということしか彼らの主張からは伝わってこない。
推薦人として20名の国会議員がいれば総裁選にはエントリーできる。、衆院議員が304人、一年生議員が80人以上もいて、彼らが動けばまだ候補が増えることも考えられる。7人も8人も立てば、その違いはますます微少になっていくだろう。これも前回の選挙で勝ちすぎたことの余波であろう。
「開かれた総裁選」とか「活発な論議を経て新総裁を選ぶ」とか言っていても、論議の内容がはなはだレベルの低いものになれば、意味がなかろう。結局のところ旧態依然たる派閥の力学で総裁が決まっていくことになるとわたしは予想している。
よくわからないのは、各候補の違いである。確かに顔は違うし、経歴も違う。しかし、彼らの政治路線にそれほどの大きな差があるのかどうか疑問である。財政出動による景気刺激を積極的にやろうというのが麻生で、与謝野は財政規律をまもって増税を考えているらしい。小池と石原B作ははて何をどうしたいのか。どこがどう違うのか。コップの中の嵐とでも言うべき差異の小ささではないか。
それに加えて、小物感が強く漂う。これは派閥領袖が麻生ひとり(しかも小派閥)であることから来ているように思う。そういう意味でリーダーシップに乏しいのに「自民党総裁になりたい。首相になりたい」ということしか彼らの主張からは伝わってこない。
推薦人として20名の国会議員がいれば総裁選にはエントリーできる。、衆院議員が304人、一年生議員が80人以上もいて、彼らが動けばまだ候補が増えることも考えられる。7人も8人も立てば、その違いはますます微少になっていくだろう。これも前回の選挙で勝ちすぎたことの余波であろう。
「開かれた総裁選」とか「活発な論議を経て新総裁を選ぶ」とか言っていても、論議の内容がはなはだレベルの低いものになれば、意味がなかろう。結局のところ旧態依然たる派閥の力学で総裁が決まっていくことになるとわたしは予想している。
by himitosh
| 2008-09-04 20:08
| 政治