出張中の雑感 |
家からは高速バスで長野まで移動したのだが、バス停で待っていた5人のうち3人がタバコを吸っていた。その全員がいわゆるガテン系の格好の人々である。そのうち1人は禁煙の待合室のなかで吸っていた。ちょっと気温が低かったため屋外ではなく待合室で吸っていたのだろうが、こういうルール無視が喫煙者の常態のように思う。
朝からケンカをしたくなかったのであえて注意はしなかった。このガテン系の3人はバスではなく、やってきたワゴン車に乗っていった。
長野までの経路では一回休憩が入るが、サービスエリアに下の写真のような喫煙所ができていた。これはほかのSAでも同じものを見かけた。


透明なガラスの壁なので喫煙者たちが晒し者の状態になっているのも、タバコとの縁を切らせるように一種の心理的圧力をかける装置として有効のように思われる。願わくばこれが駅のホームだけでなく、街頭にも設置されるようになってほしい。タバコ価格を1000円に引き上げて増大する収益のごく一部を振り向けるだけで、多くの密閉式喫煙所が設置できるだろう。
その結果、さらに喫煙者の数は減っていくのではないか。
新宿の駅周辺でタバコを吸っている人が異常に少ないと思った。そうしたら、西口でも東口でも下の写真のような路上喫煙禁止のキャンペーンをやっていた。

時代の変化として脱タバコの流れはさらに加速しているように思う。