2008年 12月 06日
なつかしい味 |
わたしは8歳まで大阪の街の真ん中で育った。わたしの家の裏には駄菓子屋があって、しょっちゅう出入りしていた。実はこの駄菓子屋ではわたしたち兄弟はツケがきいたのである。ひと月に一回親が金を払ってくれていた。
しかし、考えてみると、高い菓子はそこでは売っていなかった。せんべいとか水飴、するめなどで、冬にはおでん(大阪では「関東だき」と呼ぶ)などもあった。いま思い出すと、低カロリーで繊維質も多く、ヘルシーなお菓子が多いように思う。
今週、大学生協の菓子の棚に都こんぶを発見し、思わず買ってしまった。わたしは自転車通勤をしているためか、ときとして空腹を感じて間食をとりたくなることがある。したがって、チョコレートとかキャンディーの類を研究室に常備している。
都こんぶを買ったのは、かつて駄菓子屋の品揃えの中には酢こんぶというものもあったからである。酢で締めた昆布が子どものおやつである時代はもうすでに遠い昔になってしまった。甘さの代わりに酸っぱさが子どもを惹きつけることがあるのだ。
久しぶりに食べた都こんぶはなつかしい味だった。なつかしかったが、ずいぶん洗練された味のように感じた。昔の酢こんぶはもっと激しく味覚を刺激していたように思う。しかし、これは甘いお菓子に比べると身体には良さそうだ。
昆布を食べながら昔の思い出に浸るのもいいものである。
しかし、考えてみると、高い菓子はそこでは売っていなかった。せんべいとか水飴、するめなどで、冬にはおでん(大阪では「関東だき」と呼ぶ)などもあった。いま思い出すと、低カロリーで繊維質も多く、ヘルシーなお菓子が多いように思う。
今週、大学生協の菓子の棚に都こんぶを発見し、思わず買ってしまった。わたしは自転車通勤をしているためか、ときとして空腹を感じて間食をとりたくなることがある。したがって、チョコレートとかキャンディーの類を研究室に常備している。
都こんぶを買ったのは、かつて駄菓子屋の品揃えの中には酢こんぶというものもあったからである。酢で締めた昆布が子どものおやつである時代はもうすでに遠い昔になってしまった。甘さの代わりに酸っぱさが子どもを惹きつけることがあるのだ。
久しぶりに食べた都こんぶはなつかしい味だった。なつかしかったが、ずいぶん洗練された味のように感じた。昔の酢こんぶはもっと激しく味覚を刺激していたように思う。しかし、これは甘いお菓子に比べると身体には良さそうだ。
昆布を食べながら昔の思い出に浸るのもいいものである。
by himitosh
| 2008-12-06 14:00
| 身のまわり